増えすぎたVTuber、これから業界は衰退していくのだろうか?

VTuberの未来

ブームというのはいつか終わりが来るものです。

VTuberブームから約1年が経過していますが、いまだにVtuberは増え続けています。

VTuberでビジネスをしようと思っている方や、人気になるための手段として利用しようと考えている方は結構いるのではないでしょうか?

しかしブームが去り、突然視聴者に飽きられてしまえば、VTuber業界は衰退の一途を辿ります。

怖くて参入することを躊躇してしまいますよね?

今回はそんな方のために、VTuberが衰退していくのか、しないのかを考察しているので、ぜひ参考にしてください。



VTuberは日ごとに増え続けている

VTuberの四天王と呼ばれている「ミライアカリ」「輝夜月」「ねこます」が登場したのは2017年11~12月です。

それまでキズナアイさんがほぼ1人で牽引してきたVTtuber業界が一気に盛り上がりを見せました。

2018年1月末時点では「181」しかいなかったVTuberの数も、2月に「にじさんじ」、3月に「ゲーム部」などのグループが加わったことにより、3月末時点で、約7倍の「1350」までに伸びました。

そして2018年12月現在、VTuberの数は「6000」を超えています。

 

6000を超えてそろそろ打ち止めか?」と思われる方もいるんじゃないでしょうか?

Youtubeの動画検索で「Vtuberデビュー」「バーチャルYoutuberデビュー」と検索してみると、毎日3~10多い時で20人の新人Vtuberがデビューしていることが分かります。

やはり顔出しのリスクがないという点、可愛い&カッコイイキャラクターになりきれる点、収益化しやすい点などを含めると、これから先、新人VTuberが絶えることはなさそうです。

この点に関してはVTuberのメリット、デメリットの記事で詳しく解説しているので下記を参考にしてください

VTuberになるメリットとデメリットについて1つずつ解説
「VTuberになるとどんなメリットがあるの?」 「VTuberブームに乗っかりたいけど、デメリットってどんなものがあるの?」 おそらくこの記事にたどり着いた方は... VTuberになりたいと思っているの...

 

VTuberが増えれば増えるほど、それに憧れる視聴者も増え、VTuberを自分でもやってみたいと思う層も一定数現れます。

それがまさに芋づる式に連鎖してVTuberの数が増え続けているのだと思います。



業界が衰退する可能性はあっても無くなること考えられない

2017年12月から、わずか1年で60倍もVTuberの数が増えたことを考えると、これからYoutube界を席巻していくように思えてしまいます。

しかしながら、2018年3月から2018年の9月までの伸び率を考えると、最近のVtuber業界は落ち着いてきました。

その理由は、ここ1か月の新人VTuberデビュー数が数百~1000まで減ったというデータが示しています。

「衰退」の定義にもよりますが、新人の数だけで判断すると衰退といえますし、再生回数、チャンネル登録者数だけ見ると伸び続けています。

しかしながら、これは当然の結果といえるでしょう。

毎月同じ数ずつデビューしていくならば、いつか日本人全員がVTuberになりますからね(笑)

ボーカロイドのように衰退する可能性はある

VTuber衰退の可能性があるといえる理由は、ボーカロイド衰退の前例があるからです。

2007年に初音ミクが誕生してから、ニコニコ動画ではボーカロイドのジャンルが一気に盛り上がりを見せました。

カラオケランキングに初音ミクの「千本桜」をはじめとする、ボカロ曲がたくさんランクインするようになり、10~20代の若者を中心に一世を風靡しました。

しかし、2014年ころから「Youtuber」と呼ばれる人たちの知名度が上がり、徐々に若者の視聴するサービスがニコニコ動画からYoutubeへと変わっていきました。

毎日、100を超えるボカロ曲がアップロードされていた5年前も、今では20を超えれば良い方です。

ボーカロイド文化は衰退したのかという問いに対して、データから擁護することはできません。

「可愛い、かっこいいキャラクターが機械音で曲を歌う」、この独自性は衰退することはないと思っていましたが、やはり新しいものができると人々はそちらへ流れていきますね…

 

上記の流れから、VTuberも今後5年、10年のスパンで、ボーカロイドのように衰退する可能性は十分にあります。

VTuberの衰退は、動画を視聴するプラットホームが変わる段階でおきたり、単純にやっぱり生身の人間が喋ってるほうが面白いと感じる人が多く出てきたりなど様々でしょう。

VTuberが無くならないと言い切れる理由

それはズバリ「VTuber」の代わりになるものがいないからです。

先ほどのボーカロイドの例が分かりやすいです。

ニコニコ動画でボーカロイドが衰退したといっても、未だに初音ミクの曲は作られ続けています。

若者に絶対的人気を誇る「米津玄師(ハチ)」さんも「砂の惑星」というボカロ曲をリリースしていますし、Youtubeでもオリジナルのボカロ曲がチラホラとアップロードされています。

なぜボカロが無くならないかというと、ボカロの代替・置換をするものが存在しないからです。

しかしニコニコ動画が無くなることはあります。

これは代替・置換するもの⇒Youtube、OPENREC、ツイキャス等が豊富に存在しているからです。

 

VTuberも、ボーカロイド同様に代替・置換するものがありません。

二次元キャラクターが人間のように喋るという独自性は、たとえブームが去ったとしても一定数残り続けるのです。

この件については、下記記事で詳しく書いているのでチェックしてみてください↓

VTuberがオワコンになる可能性は考えられない
2017年後半のVtuberブームから約1年が経ちました。 SNSや掲示板サイトでは「VTuberはオワコン」という投稿をよく見かけるようになりました。 この人たちに反論したいというわけではありませんが、私はVTuber...

VTuberの1動画あたりの再生数が減っている件については?

VTUberの○○さんの再生回数が減っている

まとめサイトやTwitterなどで、このような書き込みを目にすることが増えました。

特定のVTuberの1動画あたりの再生回数が減っただけで、「VTuberはオワコンだ…」という方がいますが、これは大きな間違いです。

「なぜ再生回数が減るのか…?」その答えは単純に「VTuberの数が増えたから」です。

2018年1月の時点ではVTuberの総数が181人しかいなかったため、ファンがそこに集中していました。

しかし現在は6000人もいるのです。

当然ですが、ファンは毎日何人ものVTuberの動画を見れるわけではないので、見たいVtuberを絞っていきますよね?

181人それぞれの視聴者は、VTuberの数が増えるにつれて、分散していっただけなのです。

個性がないVTuberはどんどん消えていく

VTuberというだけで動画が伸びていた1年前に比べ、今はVTuber動画なんてどこにでもあります。

前述したとおり、単純にVTuberの数が増えれば増えるほど、1Vtuberあたりの視聴者数が減ってしまいます。

現在6000人いるVTuberの中でチャンネル登録者が1000人を超えているのは、たった上位1000人です。

あとの5000人は3桁で停滞しており、中には既に動画更新が1か月以上滞っているVTuberもいます。

 

可愛いキャラクターは当たり前」「声質が良くて当たり前」「トークが上手くて当たり前」、これからVTuberで人気になろうとするなら、上記3つが備わっている前提じゃないとダメです。

それにプラスして、他のVTuberにはない個性を持っていなければ、固定ファンというのはつかないと思います。

キャラクター設定に個性をつけた「バーチャルおばあちゃん」「田中のおっさん」などを見ていただければ分かるのですが、Vtuberランキングトップ100以内にランクインしています。

このように容姿に特徴をつけるでもいいですし、何かの趣味に長けているのであれば、それを動画にするのいいです。

ただ闇雲に流行りのゲーム実況を投稿したり、雑談配信などを行っても、そのVTuberを知らない方は見ようとも思いませんからね…

 

このようにVTuberの数が増え続けると、まず個性がないVTuberから見られなくなり、消えていきます。

その消えたVTuberの枠を補うように、また新人VTuberがデビューするので、ある一定の数で停滞するのかもしれません。

 



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