Vtuberの3Dモデリングをするためには、参考となるキャラクターデザイン案(二次元イラスト)必要です。
一般的にキャラデザはイラストレーターさんが担当しています。
「あのVtuberのキャラデザを担当したイラストレーターって誰だろう?」
「担当絵師さんの他の作品も見てみたい!」
そんな要望に応えて、今回は人気Vtuberのキャラデザを担当した3人のイラストレーターを紹介していきます。
Vtuber四天王のイラストレーター
人気Vtuberといえば、やはりYoutubeチャンネル登録者数の上位を席巻しているVtuber界の四天王ですよね♪
キズナアイさん、輝夜月さん、ミライアカリさん、電脳少女シロさんの4人のイラストレーターにピックアップしていきます。
森倉円(キズナアイ)
Vtuber界の親分ことキズナアイ(Kizuna ai)さんのキャラデザを担当したのは、イラストレーターの森倉円(もりくらえん)さんです。
2005年に電撃文庫「インサイドワールド」でイラストレーターとしてデビューをし、2012年頃から始まったソーシャルゲームブームでも「戦国狂想曲」「三国インフェイニティ」などのイラストを描かれています。
2018年までの13年間で、数々のライトノベルのイラスト担当はもちろんの事、教本を出版したり、最近ではマルイのCM「猫がくれたまぁるいしあわせ」のキャラクター原案も担当しています。
森倉さんの描くキャラクターといえば、綺麗でまん丸な目、ツヤのある唇、ほんのりピンク色の頬が特徴ですね。
本当に画面に引き込まれてしまいそうな美しさを感じます。
森倉円さんが担当しているライトノベル作品
- 滅びゆく世界を救うために必要な俺以外の主人公の数を求めよ
- 保育の騎士とモンスター娘
- 全力少女☆ツムギ
- ユメ視る猫とカノジョの行方
- インサイドワールド
Mika Pikazo(輝夜月)
Vtuberランキング2位の輝夜月(かぐやるな)さんのキャラデザを担当したのはイラストレーターのMika Pikazo(ミカ ピカゾ)さんです。
「ん?外国のイラストレーターさん?」って思われた方もいると思いますがブラジルに2年間滞在した経験はあるものの、日本人です。
彼女のイラストレーターとしての活動開始日は掲載されていませんが、2013年末頃からPixivにイラストの投稿が始まっているので、おそらくその付近であることは間違いないです。
私自身、どんな方なのか正直存じ上げておりませんでしたが、初音ミクのライブイベント「マジカルミライ2018」のメインビジュアルや衣装デザインを担当している方で驚きました。
彼女のPIXIVを見ていて気付いたのですが、イラストのタッチが種類ごとにそれぞれ違うという感じがします。
特に輝夜月さんのアパレルブランド「LUNAFASSION」という表紙のイラストは、アメリカンポップな感じで、他作品とは違う良さがありますね。
Pixivが運営するpixivisionというメディアでMika Pikazoさんのイラストメイキング動画が公開されていました。彼女のイラストについて興味がある方はぜひ視聴することを推奨します。
Mika Pikazoさんが担当している主なライトノベル作品
- 物理的に孤立している俺の高校生活
- 最強呪族転生
- ライブダンジョン!
- カネは敗者のまわりもの
- 美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!!
- 異世界監獄√楽園化計画
KEI(ミライアカリ)
Vtuber界の四天王「ミライアカリ」のキャラデザを担当したのは、イラストレーターの大御所的存在KEIさんです。
KEIさんの一番有名な経歴といえば、2007年にリリースされたボーカロイド「初音ミク」のキービジュアルを担当したことですね。
さらに鏡音リン、巡音ルカなどのクリプトン系ボーカロイドのキャラデザも描いています。
ミライアカリの公式ビジュアルを見ると、目はもちろんのこと、手足の細さ、スタイルの良さが初音ミクに似ていることがお分かりになるかと思います。
初音ミクのキャラデザが、イラストレーターとして一気に脚光を浴びるようになったのは確かですが、彼のプロとしてのデビューはその2年前に遡ります。
2005年に電撃文庫より発行された「奇蹟の表現」というライトノベルの挿絵が、KEIさんのプロイラストレーターとしてのデビューです。
彼が関わった主な作品は下記にまとめてあるので参考にしてください。
KEIさんの担当しているアニメ
- こぴはん -沙弥と沙遊の大作戦 キャラ原案
- 直感×アルゴリズム♪ キャラデザ
ライトノベルの挿絵
- ゴーレム×ガールズ
- 魔王の憂鬱
- 奇蹟の表現
- 雨乞い部っ!
電脳少女シロ
電脳少女シロのキャラクターデザインをしたイラストレーターさんは公開されていません。
そもそも二次元のキービジュアル自体あるのすら疑問で、上記画像の3Dモデルがそのままメディアに掲載されていると思われます。
電脳少女シロの元を辿っていくと、少女兵器対戦というクイズRPGスマホアプリに行きつきます。
Youtube上でキズナアイを見たアップルランド社員がうちでも作ってみようと、戦闘兵姫シロをバーチャルアイドル化したのが始まりです。
つまりキャラクターデザインは、少女兵器対戦(上記画像)のキービジュアルを担当した方で、このビジュアルを参考にアップルランド社員が3Dモデリングを行ったと考えられます。
このキービジュを担当したイラストレーターの名前は公式ページにも載っていないため、おそらく会社内の専属イラストレーターさんが描かれたものだと思います。
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